2008年08月22日

ウィルス特効薬現る?

去年1月から安全性確認を行うフェーズ1が今年に入って実際に臨床試験を行うフェーズ2が行われていたインフルエンザの特効薬、T-705(富士化学工業) はタミフルなどとは違った仕組みでインフルエンザウィルスを抑えることが分かり、従来のインフルエンザ特効薬が効かないといわれている新型インフルエンザでもその効果が確認されてきたそうです。
タミフルやヘマグルチニンはインフルウィルスが細胞の中に入るのを阻害する薬なので、時間が経って、インフルエンザウィルスが増えすぎると防ぎきれないことがわかっています。
また、シンメトレルはウィルスが細胞に入った後で必要なたんぱく質の一部を阻害するだけなので耐性ウィルスができやすいのに対して、T-705はウィルスの増殖を抑え耐性ウィルスもできにくいので、感染後25時間以内に飲まなくてはならなかった従来の薬と違って、遅れて飲んでも効果がかなりあるんだそうです。

で、実際に次の冬のインフルエンザのシーズンで最終段階として数百人の臨床試験をすればいよいよ承認が受けれるようになるそうですよ。

小さいお子さんが居る家庭にも朗報ですね|ノー゚)
そういや、インフルエンザ去年のクリスマスの後かかって薬無くて1週間寝込んだなぁ。




at 10:38コメント(3) 
時事ニュース 

コメント一覧

1. Posted by 時空のヴァイス   2008年08月22日 19:36
 題名見て、PCのウィルスの方かと思っちゃいました(ぉ
 どんどん強い薬が開発されなければならない状況の中で、耐性ウィルスができにくいと言うのは大きいかもしれませんねw
2. Posted by megu0123megu   2008年08月24日 22:31
すばらしい!(●^∀^●)
そしていつかはどのタイプにも効く予防接種ができるといいなあ
3. Posted by 黒猫ティル   2008年08月26日 11:16
PC関係の話題は向こうのBlogですので(笑)
そういえば、ワクチンもお子さん居ると大変ですね。

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