2012年06月12日
放射能食品をバナナに換算してみたらセシウム100Bq=バナナ数万本?
まず、実効半減期と生体半減期の話から。
実効半減期は、ある物質が、実際に崩壊したりして半分になるまでの期間。
それに対して、生物が新陳代謝などで、排出したりして、体内に含まれるその物質が半分になるまでの期間が 生体半減期。
K(カリウム)40の生体半減期は30日
セシウムの生体半減期は半年位
と言われています。5倍くらいしか変わらない?
いえいえ、違います。
カリウムは常に一定量体内に残るように調整されているため、超過して摂取したカリウムは24時間以内に99%以上が排出されるそうです。
つまり、カリウムを超過摂取しても、3時間くらいで余分に被曝するカリウム分は排出されてしまうのです。
ところが、セシウムはもともとない物質ですから、飽和状態になるまで、どんどんたまっていきます。だから、この生体半減期を使います。
すると、1000〜1500倍以上セシウムのほうが残りやすいということがわかります。
バナナは1本約20BqのK40を含んでいます。(150gとして計算)
経口摂取による実効線量係数は K40が 6.2x10-9 SV/Bq
Cs134が 1.9x10-8 Sv/Bq で Cs137が 1.6x10-8 Sv/Bq
で、同Bqでも2~3倍 程度 セシウムのほうが実効線量が高いことがわかります。
先ほどの結果と合わせると、同Bqのセシウムを摂取したときは、カリウムを過剰摂取した場合の 2〜4000倍だということがわかります
つまり、一日 100Bq の セシウムを含む食品を食べると、 1日 1〜2万本のバナナに含まれるカリウムを過剰摂取して、被曝するのと同じレベルになるわけです。

分かりやすく図解するとこんな感じ
カリウムとセシウムで2倍くらいしか違わないから大したことないってのは、全然間違いだよ|。・ω・)ノ !
なんで過剰摂取分で計算するかというと、本来人間がある程度体内の放射能などで、傷ついたDNAなどを修復したりできる分は決まっているから、差分が大きく効いてくるんだね。
というわけで、一生で受けることがわかってる分を計算に入れず、超過分で計算するのが正しいんだ。
実効半減期は、ある物質が、実際に崩壊したりして半分になるまでの期間。
それに対して、生物が新陳代謝などで、排出したりして、体内に含まれるその物質が半分になるまでの期間が 生体半減期。
K(カリウム)40の生体半減期は30日
セシウムの生体半減期は半年位
と言われています。5倍くらいしか変わらない?
いえいえ、違います。
カリウムは常に一定量体内に残るように調整されているため、超過して摂取したカリウムは24時間以内に99%以上が排出されるそうです。
つまり、カリウムを超過摂取しても、3時間くらいで余分に被曝するカリウム分は排出されてしまうのです。
ところが、セシウムはもともとない物質ですから、飽和状態になるまで、どんどんたまっていきます。だから、この生体半減期を使います。
すると、1000〜1500倍以上セシウムのほうが残りやすいということがわかります。
バナナは1本約20BqのK40を含んでいます。(150gとして計算)
経口摂取による実効線量係数は K40が 6.2x10-9 SV/Bq
Cs134が 1.9x10-8 Sv/Bq で Cs137が 1.6x10-8 Sv/Bq
で、同Bqでも2~3倍 程度 セシウムのほうが実効線量が高いことがわかります。
先ほどの結果と合わせると、同Bqのセシウムを摂取したときは、カリウムを過剰摂取した場合の 2〜4000倍だということがわかります
つまり、一日 100Bq の セシウムを含む食品を食べると、 1日 1〜2万本のバナナに含まれるカリウムを過剰摂取して、被曝するのと同じレベルになるわけです。

分かりやすく図解するとこんな感じ
カリウムとセシウムで2倍くらいしか違わないから大したことないってのは、全然間違いだよ|。・ω・)ノ !
なんで過剰摂取分で計算するかというと、本来人間がある程度体内の放射能などで、傷ついたDNAなどを修復したりできる分は決まっているから、差分が大きく効いてくるんだね。
というわけで、一生で受けることがわかってる分を計算に入れず、超過分で計算するのが正しいんだ。