2011年06月21日

震度5や6に強弱があるのは? 震度8はないの?

震度5と6に強弱がありますが元々は、 震度0から7の8段階しかありませんでした。

しかし、1996年の気象庁震度階改定で5と6を更に細かく2段階に分けて5弱、5強、6弱、6強としました。





気象庁 | 計測震度の算出方法

震度5弱 計測震度、4.5以上〜5.0未満
震度5強 計測震度、5.0以上〜5.5未満
震度6弱 計測震度、5.5以上〜6.0未満
震度6強 計測震度、6.0以上〜6.5未満

震度7に強弱がないのは、6.5以上を全て 7というからなんですね。
ちなみに、東北地方太平洋沖地震 では、計測震度6.67でした。

よく、2時間弱、2時間強という言い方をしますが、それと同じで、弱は〜を満たしていない、強は〜以上というわけです。

さらに、2008年7月の岩手県沿岸北部地震が震度と被害実態が大きく異なったことを受けて、2009年3月31日に更なる改定がありました。

気象庁が、『震度階級表』を改定。 〜2009年3月31日〜  - mimi−fuku通信

周期1秒の 揺れのエネルギーと計測震度の関係は次のような式になります。
I = 2 log a + 0.94  (a=gal/ I=震度)
a=10^{(I-0.94)/2}

震度4 19〜60
震度5弱 60〜107
震度5強 107〜191
震度6弱 191〜339
震度6強 339〜603
震度7 603〜
(単位 gal)


周期10秒の 揺れのエネルギーと計測震度の関係は次のような式になります。
I = 2 log a + 0.4  (a=gal/ I=震度)
a=10^{(I-0.4)/2}

震度4 63〜200
震度5弱 200〜355
震度5強 355〜631
震度6弱 631〜1122
震度6強 1122〜1995
震度7 1995〜
(単位 gal)

周期0.1秒の 揺れのエネルギーと計測震度の関係は次のような式になります。
I = 2 log a - 0.32  (a=gal/ I=震度)
a=10^{(I+0.32)/2}

震度4 81〜257
震度5弱 257〜457
震度5強 457〜812
震度6弱 812〜1445
震度6強 1445〜2570
震度7 2570〜
(単位 gal)


周期1.5秒の場合がもっとも利得が高いとされています。

震度7を更に二つに分けて、7強があるとすると、震度7の基準の1.78倍
(√√10倍)
震度8があるとしたら、3.16倍(√10倍)ということになりますね。



blackwingcat at 19:06コメント(2)トラックバック(0) 
雑記 

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コメント一覧

1. Posted by ぱんく   2011年06月22日 00:54
元々震度というシステムは日本だけが採用している計測の度合いで観測所の職員が・・・って話を聞いた希ガス 震度8は無くてもいい きたらもう何もかもオワタになりそうだしw
2. Posted by とある建築屋   2011年07月21日 10:17
同じ震度でも、地盤や建物の持つ固有周期で瞬間加速度aは変わってきます。
同様に、震度の低い地域でも一時的な加速度差によって倒壊する建物も出てきます。
御存知のように力Fは、
F=m・a m:質量 a:加速度
ですから、建物などの被害は震度ではなく、加速度次第なのですから。

先日、NHKで放送された東日本大震災の液状化被害の特番にて、津波の際は高台か”高いビル”に避難することを常識のように語られており、杭ごと転倒してその常識が通用しないことに驚いてる様が放送されました。
建築の構造計算では、短期荷重(非常時荷重)として風荷重(台風)、雪荷重、地震荷重が有りますが、津波荷重は計算しておりませんので、当然と言えば当然の被害です。

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