2011年03月

2011年03月27日

現在の放射線漏れは喫煙の方がリスクが高いレベルだという情報があふれているので実際に調べてみました。
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時事ニュース 
なんだか、今頃になって、原子力に詳しいはずの、菅首相が、『臨界』が何なのか知らなかったり、20〜30kmの避難は専門家の意見を聞いて判断したとか言ってるんですがどういうことなのかと、もうあきれるばかりです。

首相こもりがち 原発対応専念、周囲から不満  :日本経済新聞

東工大出身で「原子力には詳しい」と自負していた首相は原子力に詳しい学者3人を内閣官房参与に次々と起用。
複数の首相周辺は「情報提供の遅さ、連携ミスなどで東京電力や原子力安全委などへの不信感を募らせている」と、登用の背景を説明する。

「役所や東電とは違うセカンドオピニオンがほしい」。
首相はこう息巻くが、面会した有識者は「臨界って何だ」と質問されたと明かす。
首相に近い民主党議員ですら「トップに必要なのは判断をすることで、知識を吸収することではない」と懸念する。
原子力に詳しいのに高校で習う量子物理学の基本を知らないとか訳が分からないんですが。

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blackwingcat at 03:20コメント(0)トラックバック(0) 
時事ニュース 

2011年03月26日

厚生労働省:放射能汚染された食品の取り扱いについて(福島原子力発電所事故関連)

平成23年3月11日に発生した東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故により、周辺環境から放射能が検出されています。このため、飲食に起因する衛生 上の危害の発生を防止し、もって国民の健康の保護を図ることを目的とする食品衛生法の観点から、当分の間、原子力安全委員会により示された「飲食物摂取制 限に関する指標」を暫定規制値とし、これを上回る食品については食品衛生法第6条第2号に当たるものとして食用に供されることないよう対応することとし、 別紙のとおり各自治体に通知しました。

という資料が先週公開されました。
はたして、この暫定規制値とはどんなものなのでしょう?

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時事ニュース 

2011年03月21日

野菜や水道水から放射能が検出されました。

東日本巨大地震:放射能への恐怖、食品にも拡大 | Chosun Online | 朝鮮日報
東日本大震災:福島第1原発事故 放射性物質、どう対応 ヨウ素、体内8日で半減

しかし、なんかマスコミが安全としてる基準が、単位時間当たりの放射線量で、摂取した放射能の量と比較してるので、単位が異なり絶対におかしいのです。

局によって見解が多少違うのが当たり前なのですが、口をそろえて言うことは、『ただちに人体に影響を及ぼさない』で、ここまで言ってることが同じだと、報道統制を行ってると考えざる得ません。

そこで、独自に計算してみました。

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時事ニュース 
「菅首相の被災地視察、悪天候理由に中止」 News i - TBSの動画ニュース

あれだけ、パフォーマンス好きの菅首相が、悪天候を理由に視察を取りやめました。
このニュースを見た人がどう思うかまったく考えていない『そこまで、放射能を含んだ雨のリスクが高い』んじゃないかと思ってしまう。

(現に、各地の放射線カウンタは上昇中ですが)

現場に迷惑をかけてまで行こうとしていた視察を『悪天候』だけを理由に取りやめるのはあまりにも軽率すぎます。
現地の天候不良でヘリコプター離着陸が困難とかいう話もありますが、その位何とかなると思うんですけどね。

それなら最初から行くなんていわなければ良かったのに。
直前になってドタキャンされたほうもたまらない。

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blackwingcat at 10:24コメント(0)トラックバック(0) 
時事ニュース 

2011年03月19日

放射線にもいろいろ種類があるのをご存知ですか?

α線(あるふぁせん)
β線(べーたせん)
γ線(がんません)

ちなみに、X線は γ線の一種で、発生のさせ方が違うだけで、同種の放射線です。

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時事ニュース 
東京の放射を心配して往復十数時間の国にいく。その往復の飛行機で受けた放射のほうがずっと多い。ああ、無知が恐ろしい

これって本当?って質問がありました。

早速計算してみましょう。

東京〜ニューヨーク間 は片道約12時間。
この高度では約 7μSV/hの放射線を浴びます。(機体の遮蔽で約4μSV/hが乗ったときに浴びる量)

ということは、往復で累積  96マイクロシーベルト(遮蔽なしで168マイクロシーベルト)です。

東京都では普通 0.040マイクロシーベルト/hですが、 ここ数日は0.3〜1.5マイクロシーベルトの間をうろうろしています。

通常受ける放射線からの差分を出すと 1時間当たり 0.26 〜1.46マイクロシーベルトの放射線ということになります。

飛行機の移動で 95マイクロシーベルト余分に放射線を浴びるので、65〜1年で往復分の放射線に匹敵することになります。

単純に放射線の強さだけを比較するとこんな値になりますが、問題は、放射能が東京で検出されていることです。

飛行機の移動では宇宙船による放射線被曝は確かに地上より多くなりますが、放射能による内部被曝の危険はありません。

一般的に内部被曝(放射能物質[別名ホットパーティクル])によるリスクは外部被曝の20〜1000倍といわれています。

特に低い放射線下での内部被曝は内部被曝しなかった場合に比べて顕著な差が出るといわれています。

東京での内部被曝のリスク係数を最低の20倍かけてみると3〜19日程でニューヨークに往復したときのリスクと同じになってしまいます。

結論としては、放射線の種類が同じという過程で、内部被曝さえしなければ、何時間もかけて海外に逃亡するほうがリスクが高いと言うことになりますが、内部被曝のリスクがあるならば、有用かもしれないという結論になるかもしれません。

話は次のねたに続きます。


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時事ニュース 

2011年03月18日

250ミリシーベルト以上の放射線を浴びると、白血球の減少が起こると言われていますが、それはなぜなのでしょうか?


理由は、骨髄抑制という現象が起こり、好中球の生産が抑制されるからです。
(放射線治療で浴びる放射線は2シーベルト前後ですが、患部に局地的に照射するので累積で7シーベルトを超えても、死ぬと言うことは余りありませんというよりは、細胞が傷つくぎりぎりの放射線を分割してたくさんの累積放射線を照射する技術)

ちなみに、好中球などの半減期は約6時間であるため24時間生産が止まれば1/16になってしまう計算になります。

No.4「骨髄抑制」
http://www.bms.co.jp/medical/sizai/OncolNurse-04.pdf

高レベルの放射線で細胞が傷つくと、遺伝子が組み変わって毒性が現れ、自らの毒で死んでしまうという性質があります。

白血病の治療では高いレベルの放射線によって、造血細胞および、前駆細胞を死滅させて、正常な造血細胞を移植することによって行われます。

ちなみに、人間のほぼ100%が数日以内に死んでしまう7000ミリシーベルトの直接照射で通常の細胞の生存率は1%前後になります。(4000シーベルトで10%)

この機能がうまく働かなかった場合、がん細胞として生き残ってしまいます。

それより低いレベルの放射線の場合、一時的に造血幹細胞/前駆細胞の造血機能が停止することがあり、これが白血球の減少に繋がると考えられます。


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時事ニュース 
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